ゆうだい21を作る農家が語る「おいしい年」と「普通の年」の違い
「おいしい年」と「普通の年」の違いとは?
「同じゆうだい21なのに、去年より今年のほうがおいしい気がする」
これは、実はとても自然な感覚です。
お米は工業製品ではなく、自然の影響を強く受ける農産物。
米農家の立場から見ると、毎年「出来がいい年」と「平均的な年」がはっきり分かれます。
この記事では、
なぜ味に差が出るのか
ゆうだい21で”当たり年”になる条件
コシヒカリ派が知っておくと失敗しないポイント
を、できるだけ噛み砕いて解説します。
そもそも「おいしい年」とは何か?
米農家が言う「おいしい年」とは、
甘みが強い
粒がしっかり太る
炊き上がりのツヤが良い
冷めても味が落ちにくい
こうした条件が自然に揃った年のことです。
逆に「普通の年」は、品質としては問題ないものの、「例年より突出した良さが出にくい年」を指します。
一番大きな違いは「夏の天候」
昼と夜の寒暖差がカギ
ゆうだい21が特においしくなる年は、
・日中はしっかり暑い
・夜は気温が下がる
この寒暖差が大きい夏です。
昼:光合成が進み、デンプンがしっかり作られる
夜:呼吸が抑えられ、甘みが米粒に蓄積される
この条件が揃うと、「噛んだ瞬間に甘みを感じるゆうだい21」になります。
暑すぎる年は「普通の年」になりやすい
一方で、
・夜も気温が高い
・猛暑日が続く
こうした年は、見た目は良くても、
・甘みがやや弱い
・味の輪郭がぼやける
という傾向が出ます。
これはコシヒカリでも同じで、暑すぎる年はどの品種も味が出にくいのが現実です。
登熟期(実が太る時期)の違い
同じ炊飯条件でも、
・おいしい年:ツヤが強く、甘みが長く残る
・普通の年:あっさりして食べやすい
といった違いが出ます。
水管理で差が出るポイント
ゆうだい21は、水管理が味に直結する品種です。
これは農家の腕の差もありますが、天候次第で限界があるのも事実です。
コシヒカリ派が感じる違い【具体例】
コシヒカリを食べ慣れている方ほど、
おいしい年のゆうだい21 →「甘みが分かりやすく、粒が立つ」
普通の年のゆうだい21 →「コシヒカリに近い、落ち着いた味」
と感じることが多いです。
つまり、外れというより”個性の出方が違う”と考えてください。
おいしい年を引きやすい買い方
「今年は昼夜の寒暖差があり、甘みが強い年です」
と書かれている商品は、期待値が高いです。
「普通の年」が悪いわけではない
誤解してほしくないのは、
普通の年=まずい
ではありません。
むしろ、
毎日食べやすい
おかずを邪魔しない
食べ疲れしない
というメリットもあります。
弁当・丼・カレーなどには、あっさりめの年のゆうだい21が合うことも多いです。
米農家の本音まとめ
お米は毎年、味が同じにはならない
ゆうだい21は特に”年の違い”が出やすい
天候・登熟・水管理が味を左右する
それぞれの年に「良さ」がある
コシヒカリ好きの方がゆうだい21を選ぶなら、「年ごとの個性を楽しむ」くらいの気持ちがおすすめです。
まとめ
「おいしい年」は寒暖差と登熟がカギ
「普通の年」は安定感が魅力
農家の説明文がある米を選ぶと失敗しにくい
年の違いを知ると、米選びがもっと楽しくなる
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ゆうだい21
