無農薬野菜ミレーの定期便を1ヶ月試して感じたメリット・デメリット

「ミレーの無農薬野菜って本当に良いの？」

「定期便って便利なの？それとも割高？」

野菜宅配サービスを検討している方の多くが、同じ疑問を抱えています。

私は米農家として飲食店に食材を卸しつつ、日常では家族のために料理をする家庭料理家でもあります。

だからこそ、食材の品質や使いやすさにはかなりシビアな方です。

今回、ミレーの定期便（旬の野菜セット）を1ヶ月間フルで利用してみました。

率直に言うと、「もっと早く試せばよかった」と思う部分もあれば、「ここは改善してほしい」という冷静な意見もあります。

この記事では、

など、利用前に知りたい情報を本音でまとめています。

「本当に申し込んで大丈夫？」と迷っている方の判断材料になる内容です。

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ミレーの定期便とは？仕組みと特徴を簡単に紹介

ミレーとは、千葉県の契約農家が育てた無農薬・減農薬野菜を中心に、朝どれを当日発送で届けてくれる宅配サービスです。

いわゆる『野菜のおまかせ便』であり、プロも評価する鮮度の高さが売りです。

1ヶ月使って感じたミレーのメリット

鮮度が圧倒的に高い

ミレーの強みは、とにかく届いた瞬間の新鮮さ。

小松菜の茎はピンと立ち、レタスは水分たっぷりでしっとり。

にんじんや大根はみずみずしさが明確に違い、切る時の香りが強い。

スーパーの野菜は、収穫から2～4日後に並ぶのが一般的ですが、ミレーは朝収穫→その日の夕方には発送されるため、鮮度に大きな差が出ます。

味の濃さが段違い

食べ比べて一番感じたのは「味の濃さ」。

調理後の旨みの伸び方が明確で、スープは顆粒出汁いらず。

炒め物も、野菜そのものの香りで一品が成立します。

とにかく長持ち（廃棄ゼロに）

意外なメリットがこれ。

鮮度が良い野菜は「腐るのではなく、乾いていく」ので、スーパーの野菜より圧倒的に長持ちします。

1ヶ月で捨てた野菜はゼロ。

普段より野菜のロスが確実に減りました。

野菜が主役の献立が組みやすい

届く野菜はすべて旬のもの。

旬の野菜は味が濃く、調理の手間をかけなくても美味しいので、シンプルな料理が増えます。

など、一品料理がすぐ決まります。

「料理のストレスが減る」点は大きなメリットでした。

買い物時間が減って家事が楽になる

買い物で一番面倒なのは「献立を考えて野菜を選ぶこと」。

定期便は勝手に届くので、そもそも考える必要がなくなります。

忙しい家庭にとっては、想像以上に大きな時短効果でした。

実際に感じたデメリットも正直に紹介

価格はスーパーより高め

無農薬で、鮮度を保つ物流体制を取っている以上どうしても費用はかかるため、スーパーの野菜に比べると1～3割ほど高いです。

ただし、

を考えると許容範囲だと感じました。

野菜の内容を完全に選べない

定期便はあくまでおまかせ。

嫌いな野菜が入る可能性はあります。

ただし苦手なものは変更リクエスト可能な週もあり、他社より柔軟だと感じました。

量が多く感じる週もある

旬の時期は葉物が多く、冷蔵庫のスペースが必要。

逆に根菜が重なる週もあります。

ファミリー層には嬉しいですが、一人暮らしは少し多いかもしれません。

人気時期は混雑することも

農繁期や注文が集中する時は、お届け日が少し遅れることがあります。

農家主体のサービスだからこそ、季節性は避けられません。

スーパー・他社との比較：ミレーの立ち位置を分析

総合的に見ると、鮮度重視の野菜宅配を探している人にはミレーが最も適していると感じました。

1ヶ月使ってわかった！ミレーが向いている人・向かない人

まとめ：味と鮮度を重視するならミレーの定期便はかなりアリ！

1ヶ月利用してみて、最も感じたのは「野菜の味が美味しいだけで、食卓の満足度はこんなに変わるのか」ということです。

特にミレーは、

という3つの強みを持つ珍しいサービス。

スーパーでは得られない“野菜の力”を実感できました。

価格だけで見ると高いように感じても、鮮度・味・保存性を考えると十分コスパは良いと判断できます。

そんな方には、ミレーの定期便は非常に相性の良いサービスです。

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栃木県佐野市で極少量のお米を作っている米農家ブロガーnobuのブログです。 米農家3代目を父親の病気と老化により、なんとなく受け継いで2025年で7年目となります。 2025年作ったお米は「コシヒカリ、ゆうだい21、きぬはなもち(もち米)」の3種類を作りました。 「ゆうだい21」は、2025年から作りはじめました。